絵を売りたいけど原画は売りたくない そんな人におススメのお手軽ジクレー版画

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絵を売りたいけど原画は売りたくない そんな人におススメのお手軽ジクレー版画



絵を売りたいけれど、原画は手放したくない。

矛盾していますが、上記のように考える人は少なくありません。特にお気に入りの作品となると、余計にそう思いますよね。



当たり前ですが原画って、世界に1つしかない貴重なものです。

手放してしまったら終わりなので、売るつもりで描いても、売ってしまいたくないという絵描きさんは結構多いのですよね。

原画を売りたくないなら複製画を売れば…と考える方もおられるかもしれませんが、 一般的な印刷による複製画は、原画と比較するとどうしてもクオリティが劣ります。

それに納得できるのならともかく、嫌だという人は少なくないでしょう。

でも絵は売りたい…

そんな矛盾したことをお考えの方におすすめしたいのが、ジクレー版画を売るという方法。

今回は、ジクレー版画を売るメリットとデメリット、 また手軽に利用できるジクレー版画のサービスについてお話ししたいと思います。

ジクレー版画とは

絵を描いている方ならご存じかもしれませんが、 ジクレー版画(ジクレープリント)とは、インクを直接キャンバスに吹き付けることで絵を複製する最新の版画技法のこと。

一般的なプリントとは異なり、非常に高精細かつ色の正確な再現が可能なプリント方法であるため、 プロでも利用されている方は多いです。

複製画を売ることに抵抗がある方もおられると思いますが、 ジクレー版画はクオリティが高く、パッと見ただけでは原画との違いがわからないことも珍しくありません。

一般的なプリントと比較すると費用はかかりますが、 原画よりも安く提供できるため、絵を購入したいユーザーにとってもありがたいものなのですよね。

原画は売りたくない、でも低品質な複製画も売りたくないという方は、 ジクレー版画による複製画の販売を検討されてみてはいかがでしょうか?

ジクレー版画を売るメリット

ジクレー版画を売るメリットについてまとめてみました。

原画が手元に残る

ジクレー版画は、原画に近い複製画を作るための版画技法です。

もし原画を売りたくない場合は、ジクレー版画のみを販売するようにすれば 絵を売りながらも原画は手元に残ります。

ひとつしかない原画とは違ってジクレー版画はいくつでも複製できるため、 多くの方に絵を手にとってみてもらえるという点もポイントです。

ハイクオリティな複製画を販売できる

最初の説明でも述べた通り、ジクレー版画は非常に高精細、 かつ色の正確な再現が可能であるため、原画にかなり近い複製画を作ることができます。

複製画というと原画の劣化版というイメージをお持ちの方もいますが、 ジクレーは一般的なプリントとは異なりクオリティはかなり高いのですよね。

ハイクオリティな複製画が制作できるというのは、 売る方にとっても買う方にとってもメリットが大きいといえます。

原画よりも売れやすい

いくらジクレー版画で制作した絵がハイクオリティだとはいっても、所詮は本物とは異なる複製画です。

世界に一つしかない原画に比べると価値は劣るため、その分価格も安くなります。

…なんていうと良くないように感じるかもしれませんが、 価格が安いと多くの方に手が届きやすくなり、売れやすくなるというメリットがあります。

安くても数が出れば利益は大きくなりますから、売る側にとっては悪くありませんし、 「予算がない、でも絵が欲しい」という人にとっても魅力がおおきいはずです。

耐久性に優れている

ジクレー版画では耐光性・耐水性・保存性に優れた顔料インクを使用するため、 制作した絵が長持ちしやすいという特長があります。

例えば水彩画は紫外線や水分に弱いという性質を持つため、 環境によっては短期間で色あせてしまったり、水分がつくことでシミができてしまう恐れもないとは言えません。

ですがジクレー版画では耐光性・耐水性に優れた顔料インクを使用しているため、長くきれいな状態を保つことができます。

原画の品質低下を防ぐために、展示にはわざわざジクレー版画を利用するという方もいるくらいです。

絵は長く飾るものですから、高耐久性であるのはメリットが大きいといえるでしょう。

デジタル作品を形にしやすい

最近はデジタルで絵を制作される方が増えました。

そういったデジタル作品も、 ジクレー版画を利用すればクオリティを損なわずに、作品として形にすることが可能になります。

また制作数を制限することにより、デジタル作品としての価値を高めることもできます。

デジタルで絵を描かれている方こそ、利用すべき印刷サービスだといえるのではないでしょうか。

ジクレー版画を売るデメリット

次に、ジクレー版画を売るデメリットについてまとめてみました。

ジクレー版画の制作自体にある程度のお金がかかる

ジクレー版画の一番のデメリットは、制作にある程度の費用がかかるという点。

ある程度高価な絵であれば、多少のお金を出してジクレー版画を製作する意味もありますが、 最近は驚くくらい安いお値段で原画を販売する人が少なくありません。

原画があまりにも安いと、原画よりもジクレー版画の制作費の方が高くついてしまう恐れがあります。

原画よりも高い複製画なんて、誰も買いませんよね。 価格が安いのであれば、複製画よりも原画を買うという人がほとんどであるはずです。

どのようなジクレー版画のサービスを利用するのかにもよりますが、 ある程度原画の価格が高くないと利用しにくい印刷サービスだといえます。

作品の価値を下げる可能性がある

原画は世の中にひとつしかないモノであるため、その希少性より価値が高いとされますが、 ジクレー版画はその気になればいくつでも制作することができます。

ジクレー版画は、言い方を変えれば複製画です。

たとえ複製画であっても出まわっている数が少ない、 あるいは一定数に制限されている作品は手に入れるのが難しいため、その価値を保ちやすいです。

しかし数に制限を設けずに大量制作した場合。

希少性は薄れてしまい、制作したジクレー版画の価値を下げるだけでなく、 原画の価値まで下げてしまう恐れがあります。

便利なジクレー版画ですが、使い方によっては諸刃の剣となる可能性もあるのですよね。



とはいえ、上手く使えば原画の価値を上げることにもつながります。

そもそも高品質なジクレー版画サービスを利用する場合、先にも述べたようにある程度の費用がかかります。

となると、ジクレーで制作した作品もそれなりの値段で販売する必要がありますし、 原画においてはより高価格にする必要があります。

ジクレー版画を制作することで、 原画を安売りすることを避けやすくなるのですよね。

価格が高くなる=よりハイクオリティな作品制作にもつながるといえるでしょう。

手軽に利用できるジクレー版画サービスは?

クオリティの高い複製画を制作したい人におススメのジクレー版画。

魅力は大きいですが、印刷会社に直接出向く必要があったりと、 最初のデータ作成に時間や手間がかかりやすいというデメリットがあります。

また初期費用が高くつくことがほとんどであり、利用のハードルは高いです。

ジクレー版画をやってみたいと思いつつ、初期費用や手間を考えると難しい…という人もおられるのではないでしょうか?

そういう方におすすめしたいのが、 Artgene(アートジーン) と呼ばれるサイトのサービスです。

以下、特徴をまとめてみました。

ジクレー作品の制作がオンラインで完結する

一般的にジクレー版画のサービスを利用するとなると、まず印刷会社に出向いて 元となるデータを作成して…という具合に、最初のデータ作成に手間がかかることがほとんどです。

理由は、できるだけ原画に近い複製画を作るためには、 もととなる原画データの作成が非常に重要だからです。

データの取り込みをはじめ、 色の校正なども綿密に行う必要があるため、時間も費用もかかってしまいます。

しかしArtgene(アートジーン)では、作品のデータをアップロードするだけで、 簡単にジクレーによる印刷サービスを受けることができます。

もととなる画像データの品質に気を配る必要はあるものの、 気軽にジクレーを試してみたい人には非常に便利なサービスだといえます。

作品の額装ができる

絵の額装って絵に詳しくない人にしてみると結構難しいです。

絵のサイズに合うフレームを買ってきて入れればよいだけでは?と思われる方もおられるかもしれませんし、 もちろんその通りです。

しかし額って様々な種類が存在します。

作品のサイズにあう額を選ばなくてはならないことに加えて、マットつきにするのか、 前面のパネルはガラス?それともUV効果の高いアクリル?…といった具合に、考慮すべき点が沢山あります。

ある程度知識がないと、作品にあった額装って難しいんですよね。



ですがArtgene(アートジーン)でジクレープリントのサービスを受ければ、 有料オプションとして額装もしてもらうことができます。

ユーザーがするのは、自分好みの額装を選ぶことだけ。

知識がなくても作品にあった額装ができるため、絵と同時に額も欲しい人にとっては非常に手軽です。

作った作品を売ることができる

Artgene(アートジーン)は単に自分の作品の複製画を作ることができるだけではなく、 作品の複製画を販売することができます。

具体的な手順は…

会員登録をする

出品者登録をする

作品画像を登録して公開する

上記の手続きを行うことで、Artgene(アートジーン)に登録した作品の複製画を他の方に向けて販売することができます。

販売といっても、こちらは作品を登録する以外には何もする必要がありません。

作品が購入されたらArtgene(アートジーン)で複製画が制作され、 購入者にお届けされる仕組みとなっていますので手軽です。

また販売価格の何割かを報酬として受け取ることができます。

ジクレー版画を売りたいけれど自分でやるのは気が重い…という方でも、 これなら気軽に作品の販売が開始できるのではないでしょうか?

もちろん、公開されている他人の作品を買うことも可能ですので、 高品質な絵をお手頃に買いたい人にも向いています。

絵は売りたい、でも原画は売りたくないという人におすすめ

以上、ジクレー版画についての解説と、 ジクレー版画が簡単に利用できるサービスについてご紹介させていただきました。

ここで私が説明するよりも、実際のサイトを見ていただいた方が早いと思いますので、 ジクレー版画に興味をお持ちの方はArtgene(アートジーン)のページをご覧になってみてください。

ジクレー版画を気軽に利用してみたいという方はもちろん、 複製画を販売したいと考えている方にも非常におすすめのサービスだと思いますよ。


わずか3ヵ月で学べる!ユーキャンの風景スケッチ講座

水彩での風景スケッチが気軽に描けるようになりたい。



そんな方におすすめしたいのが、資格講座のユーキャンが提供する「風景スケッチ講座」です。

わずか3ヵ月で、風景スケッチに必要なテクニックの基本~応用までをすべて自宅で学ぶことができます。

レッスン対応のDVD映像がついているため、本だとわかりにくいところも すんなり理解できるはずです。
風景スケッチ講座で学べる内容

・水彩絵具での着彩方法
・遠近感を表現するテクニック
・スケッチ特有の「簡略して描く」方法

最初は線の描き方からスタートするので、初心者でも問題ありません。

また遠近感の表現に欠かせない「1点透視図法」や「2点透視図法」も ばっちりマスターできます。

風景スケッチに必要な画材が一式セットになっているため、 この講座だけですぐに風景スケッチが始められるところも手軽で魅力が大きいですし、お値段もお手頃です。 ユーキャンの資格講座なら自宅ですべて学べますので、スキマ時間しかとれない忙しい人にも向いています。



なお申し込みは、ポイントが貯まる・使えるユーキャンの「楽天市場店」からがお得です。

運営はユーキャンであるため、教材の内容や受けられるサポートサービスは公式サイトで提供しているものと変わりません。

詳細については、講座ページにてご確認ください。



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